ポケモンとジャニーズとそれからボカロ。

みんな違うからみんな好き。

6色の原石はどんな宝石になるのか、9片の結晶はどんな景色を作るのか

SixTONES

Snow Man

この2つのグループを語るとき、どうしても私は懺悔したくなる気持ちになる。ジャニーズWEST以来3度目だねやったぜ()

 

というのも私の場合、好きになるまでのラグが非常に長く、ファンとしての好意を抱いているという自覚を認めるまで数年かかるのはザラなのです。

とりわけこの二組何が罪悪感を加速させるって、結成の時をリアルタイムで知ってるんです。流石にミスノは違うけど、HOT SNOWの公開からのんさなの脱退に阿部ちゃんの活動休止からのSnow Man結成も、私立バカレア高校出演からのバラバラ期を経てのSixTONES結成も。これら全部、外野ながら当時のこと覚えているんです。

それだけじゃない。特筆すれば京本大我向井康二阿部亮平の3人。詳しくは個別に後述するのでそちらを参考になんだけど、大我と康二は私が初めて知ったに等しい同い年のジャニーズ、阿部ちゃんは活動休止を選んででも大学受験に本気を出すほどの賢い人、ということから注目度が段違いだった。ここまでではないにしてもかつてのハッシー同様ふっかの今後も見守っていた。

そこまで興味を持ってたのに!のに!私は2019年になるまでファンにならなかった。なれなかった。

 

ジャニーズJr.チャンネルが始まった時に覚えたのは明確な不安。まあキスマイがデビューする前あの滝channelが大好きだったので動画配信のコンテンツそのものには微塵も不安に思ってなかった、が。私はそれよりもコメントがとにかく怖かった。アンチだろうとファンだろうと粘着する人の書くことって恐いじゃないっすか。始めるって聞いたときは「頼むからコメント書き込み不可設定にしてくれ……!」って本気で思ったもんな。今じゃそのコメントも楽しんで見てるけど。まあ滝channelがあったからエビキスやWESTをわりと早い段階で素直に好きになれた私がいたのでむしろ知るのにはいい機会かな、と思いながら速攻チャンネル登録して見るようになりました。そこ、スノストもその頃から見てただろってマジレスはやめてくれ。

こうしてわりとまんべんなく見るようになって案の定興味を募らせたものの、それでも沼に入る覚悟はできておらず、スノストに限らずパフォーマンス動画は一切観ることができなかった。並行して今トラジャも好きだと認めているけど、まだ全てのパフォーマンスを見切っていない。というかスノストですらまだだ。

そんな中アップされたミュージックビデオ。それこそがJAPONICA STYLEだった。圧巻のパフォーマンスと映像美だった。そもそも私は小学校入学前から未だに厨二病を患ってる節がある人間で和メインの和洋折衷とか刀とか大好物もいいところだが、それを差し引いても最高だった。その後元々のパフォーマンスを知るファンからのアドバイスを元にそっちも観たけどそっちも最高だなぁっ!?となった。扇子で優雅に、は反則ですよ……。あとなんと言っても歌な。とりわけメインの大我とジェシーちゃんは兼ねてから噂を聞いていたがあそこまでとは。あとね、全員私が好きなキーで歌うんだこれが。

 

ジャニーズJr.チャンネルが契機になり徐々に好きという気持ちに自覚を覚えた頃に出てきたSnow Man増員の一報。

今こそついでに懺悔しますが私は当時、増員に対して消極的な意見でした。それだけ外野として見ても既に完成されて見えていたから。それが一気に違和感が増して。今思うと6人時代は完成され『すぎていた』のかなと勝手に思ったり。

この意識を確実に変えたのは他ならぬ3人だった。昔から知ってる康二はともかく、あとの二人は二人ともまともに見るのはこの増員がきっかけ、ラウちゃんに至っては完全初めましての子だった。でもめめが京都歌舞伎の時にはっきりと釘をさすwebの更新をした時、そして徐々にのびのびとするようになりつつお兄ちゃんたちに引けを取らないパフォーマンスを見せるラウちゃんを見たとき、何より関西といた頃と全く同じスタンスでい続ける康二を見たとき。増員は不安から安堵、自信に変わった。

完全な契機となったのは音楽の日のひらりと桜、ジャニーズJr.チャンネルで見たMake It Hotの定点。度肝を抜かれるとはまさにこのことだった。このラウちゃんがマジで凄かった。表現力が無さすぎて伝わらない泣きたい。あとさっくんのダンスが視線泥棒すぎるし、しょっぴー歌上手いんだな!?ってなった。

 

ここでお分かりの方もいると思いますが、私がスノストに完璧一歩手前までハマったのは8.8直前でした……中々ハマったのを言い出せず、でも日に日に増えるスノスト関連ツイート(主にスノ)で隠しきれず、となっていた所のあれだった。でもハマりきっていなかったからこそあの時の発表は冷静に見ていたというか。むしろ順当とすら思ってた。15人が一人ずつ順に映されていく様子を見てそれは確信に変わった。実際の所私は二組にプラスなにわ男子とTravis Japanも来ると思ってたけど。

 

超絶余談ですが直前のバレーボールワールドカップスペシャルサポーターにジャニーズWESTが決まった時に散々文句言ってたJr.担謝っていただけませんかね????*1 解体されなかっただけマシだとマジで思ってほしかった。まあ解体があったから今横尾さんはキスマイに、ハッシーはエビに、ゆごほくはストに、ふっかはスノにいるんですけど……それでもあれを美談にできるほど私はまだ大人じゃない。

 

そこからは本当に早かったなあ……本当にデビューおめでとう。ブログの続き書きあぐねてたらデビュー日とっくに過ぎてたよ() 現状は共同作業によるものとはいえ、両グループが掲げていた初週ミリオンヒットを本当に達成するし、個別ミリオンも迫ってきてるじゃないか。私は自分の努力でどうにもならない範疇で大きな目標を掲げるのが成功しなかった時のショックが恐すぎて、推し事に対してビッグマウス叩けない人間で。だからミリオンに関してもほんの僅かに「出来たらいいなあ」と思っていたくらいで本当に出来るかは疑問視だった。というか正直両グループの勢いとファンの頑張りを舐めてた。すまん。

2020年内では2日しかない天赦日と一粒万倍日が重なったとてつもなく縁起の良い日なことも、個人的にはそれが私の最愛の妹の誕生日の翌日だということも、運命のような気がしてしまう。スノストダブルでブラック推しな妹的には自分の誕生日当日のが良かっただろうけど……ただあんなにフラゲ日、デビュー前夜がお祭りになるとは思っていなかった。ライバルがいるって最高だ。

 

 

 

ここからが前述の3人への個別懺悔ターンになります()

 

まず京本大我さん。

私が初めてあなたを知ったのどこだっけ……雑誌で見たときにはお父様のことを存じていたからそれとは別の媒体なのは違いないんだけど……明確なのは8月のHEY! HEY! HEY! の総集編的回以降のハズ。

何故なら私はそこで京本政樹さんと小池徹平さんの親戚関係を知ったから。はい、WaTも好きだと認識するまでに半年以上かかってるので僕のキモチ〜5センチ。の時のメディア露出全く観てなかったんですよね() 多分その時のだと思うんだけど。で、詳細を調べて見れば京本さんの奥様が徹平さんの従兄弟おば?に当たるのかな、とにかく徹平さんのお父様の従姉妹が京本さんの奥様で。すぐに大我は徹平さんのはとこだと知った。で、詳しく調べてみたら同い年って言うじゃないですか。同い年の人が活躍するのを見てると背筋が伸びるというか。そういう思いをジャニーズで初めてしたのが大我で。個人的には当時ポケモンが好きだとWink upのある号で言ってたのが未だに忘れられない。ポケGOで帝劇内彷徨ってたレポを共演者様から聞いたとき勝手に嬉しくなりました笑

そこから中2以降アイドル誌を毎月買わなくなって(中1の時にそっちに熱中しすぎて勉強が疎かにしすぎてやらかした)、ご無沙汰だった頃にあのバカレア。めっちゃ美しくなって再会したときの感動ったらなかった。ジャポの歌声は本当に凄かった。

ええ、最近になるまで応援する踏ん切りつきませんでした() いや葛藤しまくってたんだよ、私推しの家族ネタ大好きおたくだけど、それを理由に推すのは違うって。*2後々知ったものとはいえ、案の定本人も演舞城での親子共演までは二世がコンプレックスって言ってたし。しかも私の場合、はとこから注目し始めるとかいうまあまあ変わり種なきっかけだったから、京本大我というアイドルの真価を私が目の当たりにできるようになるまではどうしても勇気が出なかった。一応雑誌でインタビューは読んでたし、一部の映像作品とかで演技は観ることができていたけれど、BS通ってないから少クラのパフォーマンスも見られず……それがここ2年で本人に対する一気に解像度が上がって、ようやく踏ん切りがついたというか。これは他のスノストメンバーにも当てはまるけど。

 

次に向井康二さん。

今一応最新の自担は流星さん*3なんだけど正直私流星さんより康二のが知ったの先なんだよね。ムエタイ向井ブラザーズだから。時期的に元々彼を知ったあたりからeighterを始めていたから少なくともこの頃の関ジュの解像度はエビキスばりに高くて。あ、それでも流星さんを知るのはだいぶ後になりました()*4 加えて大我同様初めて知った同い年Jr.だったからずっと注目していた。

だからなんだよな、Shadow WESTKin Kanもグループ無しに関ジュのお兄ちゃんとして引っ張っていた時期も断片的ながら全部知っていて。特にいわゆるなにきんがなくなったあたりからどうしてもファンに触れるのが恐くなって、康二たちについて調べるのが恐くなってしまった。私が意図的に見ていなかった、というのが明確に表れているのはここ。多分今なら雑誌とかで読み返せると思う。*5

注目しておきながらそんな流し見をしていたから、当初Snow Manに加入した一件について、ある面から見れば「注目しているメンバーを一度に見られる一石二鳥!」、またある面から見れば「加入をきっかけに両者ようやく注目し始めたとか都合良すぎじゃない??」、という風に自分に対して思ってしまった。これが私の増員に対する消極的な感想だった。加入そのものの感想もだけど、それに対して私が思った事への感想がネガティブだったなあ。まあ大我同様本格的に本人たちの解像度が上がっていくにつれてようやく愛しさが増していくわけですけども。

 

最後に阿部亮平さん。

彼を明確に意識したのは、やっぱり大学受験の為に一度活動を休止したこと、かな。のんさなの二人がnoon boyzとして実質Mis Snow Manを脱退して間なしぐらい、じゃなかったかな多分。本当に戻ってこられるのか、戻ってきたとして居場所は果たしてあるのか、その時一緒にいる5人は?阿部ちゃん自身を強く意識したのはこの一件からだったから気になってはいた。最初の一報を聞いた時はそれだけだった。

ちなみに8人時代のMis Snow Manは映画HOT SNOWとそれにまつわるエピソードが印象的だったのとと滝channelでそこそこエグいドッキリ仕掛けられて泣かされたのはこの時点で知ってた。当時顔と名前が一致してたのはのんさなとJ.J.から知ってるふっかくらいだけだったけど。あと時期を置いてさっくんの「痛いの痛いのFly away!!」。

引き込まれたのは実際に戻ってきてからだった。本当にきっちり戻ってきて、そこからSnow Manが始まった。これは外野ながらに感動したし、その勉強へのストイックさを見習いたいと思った。丁度その年に私が受験生だったからだ。

もっとももう一つ懺悔するなら、そんな阿部ちゃんを見習いきれなかった所か。どんどんインテリジャニーズとして自分の地位とキャラクターを確立させていき、それをただの称号のみにしない姿勢はとてつもなく眩しかった。この世代のJr.の中では彼が一番報われてほしかった。それくらいに輝いていた。でもこれまでの私にとって、それは眩しすぎたみたいだった。

 

彼らを好きでいる、そう覚悟を決めた事で、ようやく私は自分自身とも向き合おうとしている気がする。忍んで研鑽して、遂に力を発揮した彼らとまず向き合うことで、ようやく逃げすぎる私に決別できそうな気がする。これは私の勝手な感傷なんだけどね。

 

 

 

それはそうとSnow Man内の担当が決まらないという大事件が発生してます……ここまで熱弁振るってたら向井担か阿部担だと思うでしょ!?でも全員に目移りしてるんだよなー……ストはともかくトラジャはすんなり決まったのに何故……

今後決まっていくといいなあ……

 

 

どうしても乱雑になってしまうけれど、最後に改めて。

SixTONESSnow Man、デビュー及びデビューシングルのミリオンヒット、おめでとうございます。

これからの二組の道がそれぞれに輝きに満ちたものでありますように。

*1:喧嘩は売らない買わない恨みは残さないのが人間関係を築く上で生き延びる原則なので良い子は決してマネしないでください。

*2:藤井兄妹も1年くらいかけてようやく3人とも名実ともに推そうってなってた人間

*3:大我と如恵留さんはそれに準じる形

*4:トプキを知ってるタイミングが丁度まだ流星さんがメンバーじゃない頃だったからねしょうがないね

*5:雑誌解体が億劫になる所がこんな所で活きるとは